施工事例インタビュー:新潟市総合福祉会館 担当 本間さん
私たち研冷工業が取り扱っている設備工事の仕事は人目につくことは多くはないかと思います。
でも、もっと研冷工業のことを知ってほしい!
というわけで、研冷工業が施工した工事について、担当した社員にインタビューを行いました。

それではまずはじめに、新潟市総合福祉会館の工事内容について聞かせてください。
空調熱源機器の改修工事です。
空調熱源機器とは、大きな建物の冷房・暖房の熱源を作る機械です。
今回は老朽化した機器の更新入替ということで、冷温水発生機・冷却塔・冷温水ポンプ・冷却水ポンプの入替と、それに付随した配管の入替等を行いました。
工事の工程はどう進んでいくのですか。
まずは事前に現地調査、発注者との仕様や施工方法の打合せ、施設の方との日程確認、工事を行うにあたっての打合せを行います。
入替作業は、古い機械の撤去、新しい機械の設置、配管の結び直し、試運転と進めていきます。公共の工事なので、最後に公共の機関の検査課というところに合格をいただき、引き渡しとなります。
工事にはどのような方々が携わるのでしょうか。
私たちの会社は工程管理・品質管理・施工管理など、現場を統括して管理する仕事をしています。
配管屋さん、機械を撤去する重量機器屋さん、配管の保温工事をする保温屋さんなどの協力業者さんに協力してもらいながら工事を行いました。
本間さんはどういったお仕事をされているのでしょうか。
機械設備の現場代理人(現場監督)をしています。
休館日の少ない公共施設で、施設の方や利用者さんがいらっしゃるなかでの工事だったため、気を使いました。
搬入・撤去をする際に、施設の利用者さんも使われる駐車場を往来する必要があったので、
一部を通行止めにして作業させていただいたり、工事のお知らせを事前に周知していただいたりと、
事故が無いように施設の担当の方と何日も前から入念に打合せを行いました。
他にも、屋上に設置されている冷却塔という機械の入替にあたって、レッカー(クレーン)で吊って降ろすのですが、
レッカーを道路に置かないといけませんでした。
警察と協議して道路使用許可をとる必要がありますが、施設は人や交通量の多い中心市街地で日中の作業ができず、深夜作業で臨みました。
なかなか他の現場にはない事例でした。
入社当初から現場代理人の仕事をしています。最初は補助として先輩を手伝いながら仕事を学び、3〜4年くらいで独り立ちしました。 見習いから始まって、小さい工事などを担当していって経験を積んでから、現場代理人として大きな工事を担当していく、という感じですね。
発注者、協力業者の方、現場によっては設計監理が関わったり、コミュニケーションをとるのが重要な仕事です。
現場では協力業者さんに作業をしてもらうので、気持ちよく仕事をしてもらえるように、そして意識が高まるようにコミュニケーションをとることを心がけています。
仕事に面白さとかやりがいを求めるのはあまり好みではないので、そこに縛られないように、重きを置きすぎないようにしています。それよりも、ひとつひとつの仕事を一所懸命しっかりやるということを意識しています。
事前に懸念点を洗い出し、協議や打合せをする。
プロにとっては当然のことだとは思いますが、やはり多くの準備が欠かせないのだと勉強になりました。
本間さん、ありがとうございました!
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