2021.11.16 社員インタビュー

社員インタビュー:工事部 長澤さん

社員インタビュー 工事部 長澤さん タイトルバナー

今回の社員インタビューは工事部の長澤さんに、当社事務所の改装工事について、そして仕事をするうえで心掛けていることなどをお聞きしました。



長澤さんはどういったお仕事をされていますか。

工事部で機械設備工事の現場代理人をしています。



当社は昨年に事務所を全面改装しましたが、長澤さんが全体の指揮をとられたそうですね。
改装はどういった目的で行われたのでしょうか。

最大の目的は事務所のワンフロア化です。
以前は営業部・総務部・技術部が1階、工事部が2階と、事務所が分かれていたため、コミュニケーションが取りづらいことがありました。
そのため、従業員同士のコミュニケーションを活性化させてチームワークを高める狙いで、2階フロア全体を全員が働ける事務所に改修しました。



1階はどう変わりましたか?

エントランスを広くして、打合せ室・会議室・応接室という、人数や用途によって使い分けられる3つの部屋を作りました。



そういった間取りはどうやって決めていったのでしょうか。

内装屋さんがいくつか提案してくれたパターンのなかから、みんなの意見を聞きながら決めました。
他の案では、打合せ室が二部屋あったり、休憩室があったりしました。



内装も社内で意見を出し合って決めていったのでしょうか。

床や壁紙などの決定は、普段事務所にいる時間が長く、センスの良い内勤の方々にお願いしました。



工夫した点はありますか。

トイレの位置の変更にあたり、土間コンクリートをはつる必要がありましたが、近隣の皆さまにご迷惑をかけることがないように、作業量を最小限に留めて騒音を減らす工夫をしました。



具体的にどうされたのですか?

なるべく既設管を活かすなどして、コンクリートをはつる面積が極力少なくなるようにしました。



居ながらの工事だったと聞きましたが、どのように進めていったのでしょうか。

まず2階に事務所があった工事部に仮設の事務所に移動してもらい、2階をワンフロアの事務所に改装する工事を行いました。その間、人数が多い1階事務所はそのまま業務を継続しました。
2階の事務所が完成して全員がそこで仕事ができるようにした後で、1階の改装を行いました。



設備などでこだわった点はどこですか。

研冷工業は設備工事を手掛けていますので、訪れるお客様に参考にしていただけるように設備を選定しました。

照明は全館LED、エアコンは最新の高効率の機種に更新して、特にエントランスはお客様が最初に入られる場所なので、冬場に暖かくお迎えできるように寒冷地向けエアコンを導入しました。
2階の事務所には熱交換形換気機器ロスナイを導入して、室温を保ちながら換気ができるようにしました。コロナ対策の換気にも役立っています。

・パナソニック㈱ 一体型LEDベースライト Dスタイル/富士型


▼ 日立グローバルライフソリューションズ㈱ 寒さ知らず(R32)


▼ 三菱電機㈱ 全熱交換形換気機器 ロスナイ



トイレも綺麗ですよね。

そうですね。同じ理由で高機能の機種を導入して、モデルルームのように仕上がりました。
見た目だけでなく、節水性能や掃除のしやすさもポイントです。


・TOTO 自動洗浄小便器 壁掛型
・TOTO ネオレスト



全館改装改装の後も、改善工事をしていますよね。

はい、常に人がいる2階の事務所は全面改装の際に二重サッシにしましたが、その後会議室などが寒いとの声があり、追加で1階の窓も全て二重サッシにしました。
他にも、換気扇が設置されていない部屋があったため、コロナ対策として換気扇を設置しました。



今後も改修の計画はありますか?

風除室などのガラスを高断熱の真空ガラスに改修する計画を立てています。
省エネ効果が高いので、お客様に分かりやすくご案内できるよう、従来のガラスと比較するなどして、ショールームのような使い方ができたらと考えています。



長澤さんご自身についてもお聞きかせください。
研冷工業に入社した理由やきっかけは何ですか?

元々は給排水設備工事の職人をしていたのですが、その経験を活かしながら、幅広く経験を積みたいと思い、入社しました。



職人さんとしての経験は、協力業者さんとのコミュニケーションにも活きてきそうですね。

そうですね。私が職人として仕事をしていたときにも感じていたことですが、新しい現場は慣れるまで不安がつきものですし、監督さんに些細なことでも気さくに話しかけてもらえると安心できました。
そうした実体験があるので、現場管理をする立場になってから、協力業者さんへの声がけは意識的に行うようにしています。



若い人は特にそうですよね。

現場監督なんて、若い人はなおさら話しかけにくいでしょうから、こちらから話しかけてあげるのが大切だと思います。

それと、現場に入る協力業者さん同士に紹介し合ってもらうようにもしています。
そうすると皆が顔見知りになって、細かい道具の貸し借りをしたりだとか、同じ現場で働く仲間として仲良くなってくれるので。



この仕事をするうえで大切にしていることを教えてください。

私がこの業界に入ったときに仕事を教えてくれた先輩から、「どこの現場に行っても、自分の家を工事するつもりで仕事をしろ」と教わりました。
「自分の家だったら絶対に手抜きはしないだろ、それをお客様のところでも心掛けなさい」と。
二十歳で業界に入ってから、今もずっと心掛けています。



この仕事の魅力、やりがいは何ですか。

お客様が喜んでくれたときや、感謝の言葉をもらったときにやりがいを感じます。
最近だと、小学校のトイレ改修をしたときに、教頭先生から「ここに住みたい!なんて言っていた子供もいましたよ」とお聞きして、嬉しかったですね。



今後の目標や挑戦してみたいことは何ですか。

この仕事は幅が広くて、まだ全く知らない世界もありますし、上には上がいるので、日々勉強ですね。
そして優良工事を受賞できるように、いい仕事をしていきたいと思います。



ありがとうございます。
最後に、長澤さんの座右の銘をお聞きして、締めさせていただきたいと思います。

座右の銘は……『実るほど 頭を垂れる 稲穂かな』です。



その心は?

これは私の人生を変えた人が好きだった言葉です。
威張ったって良いことなんてないから、偉くなっても威張らずに、謙虚に生きていけたほうが良いんだよ、と。
それをモットーに、生きております。




長澤さん、ありがとうございました!


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