2022.5.19 社員インタビュー

社員インタビュー:工事部 髙倉さん

社員インタビュー 工事部 髙倉さん タイトルバナー

今回の社員インタビューは工事部の髙倉さんに、技術部の立ち上げに携わった話や、お客様とのコミュニケーションにおいて心掛けていることなどについてお聞きしました。



髙倉さんはどういったお仕事をされていますか。

工事部で機械設備工事の施工管理のサポートをしています。
定年(65歳)を過ぎてからは嘱託社員として働いていて、現在は週4日勤務の働き方をとっています。



サポートだけでなく、実際の施工管理業務もされていますよね?

危険を伴う作業が必要な現場を持つことは、今の働き方や体力の面で難しいですが、そうでない現場の施工管理は今も担当することがあります。
メインの業務は今まで担当していた現場の引継ぎとサポートです。



以前は技術部に所属していて、部の発足時の最初の一人だったとお聞きしました。

そうです。現在、当社には機械設備工事の現場管理を行う「工事部」と、いわゆるサービス部門として保守メンテナンスや不具合対応等を行う「技術部」とがあります。
しかし、私が入社した当時は現場管理の仕事がほとんどで、まだ保守メンテナンス業務はありませんでした。
私が入社して1年程経った頃なので……今から約20年くらい前に、私ともう1人の社員とで、今の技術部の前身である「メンテナンス課」を立ち上げることになりました。



どういった経緯があったのでしょうか。

それまでにも、以前に工事を請け負ったお客様から、修理や故障に関する依頼をいただくことはありました。
その際に誰が対応していたかというと、工事を担当した現場代理人でした。しかし、その人は既に次の現場に就いているため対応が遅れがちになります。
「もっと早く対応できないか」というお客様からの声もあったため、メンテナンス課を新たに立ち上げることになりました。



髙倉さんに声が掛かったのは、どんな理由があったのでしょうか。

私は46歳くらいのときに中途入社して、それまでにサービスマンとして働いていたことがあったので、経験を買ってもらえたのだと思います。
それと、あまり若い人に任せるべきではないという考えもあったのではないでしょうか。立ち上げメンバーになるということは、ゆくゆくは後進を引っ張っていく立場になりますから。



初めの頃はどんな苦労がありましたか。

今は多くのお客様から修理や不具合対応のご依頼をいただけている他、年間の保守点検や小工事などもお任せいただいていますが、初めからそうだったわけではありません。
そのため、いかにしてお客様から次の仕事をいただくか、営業的な面で苦心しました。
お客様から求められたことだけを単にこなすだけではなく、こんな仕事もできますと言った会社のアピールをしたり、機器の更新の際にお声がけいただけるようにお願いしたりしていました。



現在は全員があちこち飛び回っている技術部ですが、仕事量が増え始めたきっかけは何ですか。

前社長から、今の酒井社長に代わられてからです。
昔は公共工事の仕事が中心でしたが、民間企業の仕事にも注力するようになり、仕事も増えていきました。
それから段々と人数も増えて、部署として軌道に乗ってきたと思います。



髙倉さんご自身についても聞かせてください。
工業高校出身とお聞きしています。設備関係の仕事を志して工業高校に進学されたのでしょうか。

私はいわゆる”のめしこき”(※)なタイプだったので、遠くの学校までバス通学するのが嫌で、比較的近い学校を選んだというのが正直な理由です。
ただ、親から「手に職を付けろ」とよく言われていたので、その影響もあると思います。

(※)新潟の方言で、怠け者の意。
のめし (新潟の方言) の意味・変換 – 全国方言辞典 – goo辞書



この仕事のやりがいや面白さを感じるのはどんなときですか。

お客様からありがとうと言ってもらえたときは、やってよかったなと思います。
余談ですが、お客様の施設に関わっている設備業者として、お客様の会社で作られた『恋するフォーチュンクッキー』を踊るPR動画に出演したこともあります。



どんなPR動画ですか?

福祉施設のお客様のPR動画なのですが、職員の方々だけでなく、関わっている業者や地域の方々と一緒に『恋するフォーチュンクッキー』を踊っている動画です。
私もお客様から頼まれまして、施設に関わっている設備業者として出演しました。



感謝の言葉をいただけたり、そういった頼まれごとをされたりするのは、お客様と良い関係を築けているからこそですね。
お客様と接するうえで何か心掛けていることはありますか?

お客様からの問合せや投げかけに対して、できるだけ早く返答することです。
何か調べもので時間が掛かっているときなど、返答が遅れる理由があるなら、その旨を伝えるだけでも与える印象は変わります。
もし、どうしても自分ですぐに対応できないときは、上司に相談するべきです。
返答が遅かったり経過報告も無かったりすると、お客様を不安にさせてしまいます。基本的なことですが、お客様に安心してもらうことが大切です。

また、お客様の所へ訪問する際は、自分が会社を代表して伺うという自覚を持たなければいけないと思います。



現在は週4日勤務という働き方をされていますが、プライベートの過ごし方に変化はありますか。

自分の時間が増えたので、資格試験の勉強をしたり、健康のために歩いたりしています。



どれくらい歩いているんですか。

休みの日には5000~6000歩ほど歩いています。
会社全体で参加したウオーキングチャレンジの期間中は、頑張って2万歩あるいた日もありました。



髙倉さんの力はまだまだ必要ですから、健康のために日々のウォーキングは是非とも続けていただきたいです!
資格試験について、現在挑戦しているものはどの資格ですか?

第一種電気工事士とマンション管理士の資格です。
どちらとも今年の1月に試験があったのですが、残念な結果に終わってしまったので、リベンジしたいと思います。



最後に、髙倉さんの座右の銘を聞かせてください。

「財を遺すは下、事業を遺すは中、人を遺すを上とする。されど財無くんば事業保ち難く、事業無くんば人育ち難し」
後藤新平という昔の政治家の言葉です。



具体的にはどういった意味ですか。

利益(お金)を生むことや事業を発展させること以上に、優秀な人材を育てて次の世代に繋げることが最も価値のあることだ。
しかしながら、お金が無ければ事業を継続できず、事業を行わなければ人を育てていくことはできない、という言葉です。

会社にとって重要なのは人だ、という部分に共感します。
例えば挨拶ひとつを取っても、人として当たり前のことができていなければお客様の信用を得られず、仕事に結びつきません。
仕事を通じて、一人ひとりを人として成長させていくことが、会社の成長や継続に繋がると思います。




髙倉さん、ありがとうございました!


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