ビジネスサポート部 Sさん
- 2024年12月13日
今回の社員インタビューはビジネスサポート部のSさんに、担当している業務のことや仕事への取組み方などをお聞きしました。
(※内容は取材当時のものです。)
――Sさんの所属と担当業務を教えてください。
ビジネスサポート部で現場部門のサポート業務を行なっています。
――サポートとは具体的にどんなことを行うのでしょうか。
主に、現場に出ている皆さんの見積りや報告書の作成の代行、公共工事における施工計画書や工事写真などといった、工事に係る書類の作成・管理を行なっています。
――現場部門は現場業務だけでなく書類業務も多くて大変でしょうから、皆さん助かっているのではないでしょうか。
以前からそうした現場部門の書類仕事などをサポートするポジションはあって、工事担当の部署に1人と、メンテナンス担当の部署に私を含めた2人が在籍していました。
それから昨年の12月に、現場部門の残業時間削減をはじめとした働き改革を進めるために「ビジネスサポート部」が設立され、サポート人員も6人に増員されました。
今後も更にサポートできる業務範囲を拡大していくべく、社内で勉強会を行なうなどしています。
――Sさんは実際に現場に出向くこともありますか?
そうですね。養生作業を手伝ったり、工事写真の撮影を手伝ったりしています。
あとは例えば、今担当している現場が小学校の工事なのですが、安全のために生徒さんや職員さんを誘導したり、職人さんや職員さんと現場代理人との間に入って調整役として動いたりしたこともありました。
――調整役とはどんなことをしたんですか?
校内が広いので、職人さんと現場代理人との報告・連絡事項を代わりに伝えに行ったり、部屋の開錠の依頼を現場代理人に代わって職員さんに伝えに行ったりしていました。
また、職員さんの中には用事が有っても、忙しく働いている職人さんや現場代理人に話しかけづらいと思う方もいらっしゃるようなので、私が窓口役として動くようにもしました。
――Sさんは入社して何年になりますか?
新卒で入社して約1年半になります。
――いまの仕事の、難しいと思うところはどんなところですか。
現場担当者と業務のやり取りをするなかで「そうじゃないよ」と、指示された内容を汲み取りきれず手戻りを生んでしまうことがあって……もっと経験を積んでいかないといけないなと思います。
――そういうときはどう対処していますか?
間違ってしまったものはやり直すしかありませんが、後日に部署の会議で報告・共有しています。
次からはどうするべきかを意見を貰ったり話し合ったりして、次に活かすようにしています。
――指示する現場サイドも、いままで自分だけでやってきたことを人に頼もうとすると、伝え方が難しいのかも知れませんね。
たしかに、どこまでを頼んでいいのか分からないとか、自分でやったほうが早いという気持ちもまだあると思います。
――それまでのやり方を変えていくとなると色々な課題が生まれますね。
そうですね。最近は現場担当者とビジネスサポート部との具体的な業務分担を、工事が始まる前にあらかじめ決めるようにしました。
それでも現場担当者によっては、ここまでは自分でやりたい、という人もいると思うのでコミュニケーションを密に取るようにしています。そうすることでお互いに「この仕事はあっちがやるだろう」と思って誰もやらなかったり、その逆で同じ仕事をやってしまったりする行き違いが起こらないように努めています。
――現場部門との業務分担体制を作ることは業務の棚卸しを行うようなものでもあるので、簡単ではなさそうですね。
そうですね。現在は安全書類や産廃契約書類などの契約関係についてはほぼ全てをビジネスサポート部でやるようになりましたが、今後もサポートできることを増やしていくために試行錯誤を重ねているところです。
――仕事をするうえ心掛けていることありますか。
現場担当者のスケジュールなどを確認して「この工事、もうすぐ終わるみたいだから、あの書類を作らないといけないはず……!」と、なるべく言われる前に気付いて先回りして準備ができるように心掛けています。
――指示を受けて動くだけでなく、こちらからフォローができるようにアンテナを張っているんですね。
はい。とはいえ、確認不足で上司からリマインドしてもらうこともまだまだ多いです。
特に、規模の大きい公共工事に関してはまだ不慣れな点も多いので、経験を積んで、先回りしてできることを増やしていきたいと思います。
――仕事をしていて、自分はこれが得意だなと思うことは何ですか。
実は……机に座って事務作業をしているよりも現場に行って作業を手伝わせてもらったり、人とのコミュニケーションを取ったりする仕事の方が好きですね。
――なるほど。それが普段の業務に良い影響を与えてくれる可能性は大いにありそうですね。私なんかいい歳して人見知りというか、そういったことが苦手なタイプです。どうしたら克服できるでしょうか。。。
私はそういう性格に生まれたというだけで、ノウハウを持っているわけではないので答えるのが難しいですが……
人と良い関係を築きたいのであれば、初めにこちらから好意的に接していくべきだと思います。
――社会人になって約一年半、感想などを聞かせてください。
世の中には色々な考え方の人がいるんだなと改めて感じました。
学校にも色んな考え方を持った人はいたとは思いますが、どうしても自分と気が合う人と付き合うことが多くなって、関わる人の範囲も狭くなりますよね。
――なるほど。
社会人になると関わる人の数も多くなるし、年齢層も広がるし、そうすると当然色んな考えを持つ人と関わる機会が増えます。
今まで出会わなかったタイプの人もいて、少し戸惑うこともあります。
一方で新たな気付きを与えてもらえることも多いので、良いなと思う考え方は自分でも取り入れていきたいなと思います。
――仕事をしていて大変なことも多いと思いますが、日々のモチベーションとなっていることはありますか。
できることが増えていったり、分からないことが分かるようになったりして自分の成長を感じられたときは嬉しいです。それが次へのモチベーションになっていると思います。
それと、周りに相談できる仲間がいるので頑張れています。
私の考え方についてどう思うかを訊いたときに、なんとなく話を合わせて同調するのではなく「それは違うかも」とか「こういう考えの人もいるかもよ」とか、ちゃんと向き合って相談に乗ってくれます。
――今後の目標について教えてください。
バックオフィス業務のスキルアップは勿論ですが、現場で手伝えることを増やせていけたらいいなと思います。そのために資格勉強をしたり、もっと積極的に現場に関わったりして理解を深めていきたいです。
――Sさんご自身のことも聞かせてください。趣味や休日の過ごし方など、どうリフレッシュしていますか。
休日は友達と食べ歩きをしたり、犬の散歩をしたりしてリフレッシュしています。
たまにバイオリン教室にも行っています。
――バイオリン!カッコいいですね。小さい頃から続けられてるんですか?
はい、小学生の頃からやっています。
――音楽が好きなんですね。
そうですね。大学では音楽を学んだり、軽音部に入ってギターを弾いていたこともあります。
――最後に、Sさんの座右の銘を教えてください。
色々考えてきたんですが……「人にできて、きみだけにできないなんてことあるもんか。」です。
――良いですね。誰の言葉ですか?
ドラえもんがのび太くんを励ましたときの台詞です。ポジティブ思考を忘れないようにしたいです!
Sさん、ありがとうございました!