2020.5.29 施工事例インタビュー

施工事例インタビュー:新潟県立加茂病院 担当 森林さん

施工事例インタビューの二回目は、令和元年9月に改築リニューアルした新潟県立加茂病院の、衛生設備工事を担当した工事部の森林さんにお話を伺いました。


  新潟市総合福祉会館_外観  

森林さんはどういったお仕事をされていますか。

現場代理人(現場監督)です。様々な施設における機械設備工事の施工管理業務を行なっています。


県立加茂病院の工事内容について聞かせてください。

既存建物の老朽化による建て替え(改築)工事です。
病院の営業を継続させる必要があるため、既存建物を残したまま、同じ敷地内に新しい建物を建設した後、既存建物の取り壊しを行いました。
当社は株式会社ナカムラ様とのジョイント・ベンチャーで衛生設備工事を担当し、給排水衛生器具・消火設備・医療用配管設備などを施工しました。


ジョイント・ベンチャー(以下「JV」)とはなんですか?

特定共同企業体という、建設業における各分野に秀でた企業同士が結成する事業組織体のことです。
資金力・技術力・労働力などの面で、一企業では請け負うことの難しい大規模な工事・事業を、複数の企業で協力して請け負います。


JVでの工事の進め方は、普段 単独で請け負う工事と異なるのでしょうか。

もちろん、自社単独での工事とは違ってきます。
まず、JVの結成にあたって構成員となる企業の間には親と子の関係があります。
親にあたる企業によってそれぞれの進め方がありますから、臨機応変に協力体制を取る必要があります。
今回は(株)ナカムラ様が親で、研冷工業が子としての受注となりました。
加茂病院は6階建の施設でしたが、各フロアで担当を分けず、全員で全てのフロアを担当するかたちがとられました。そうしたことで施工の統一感を保てますし、情報共有もしやすく動きやすかったと感じます。
また、(株)ナカムラ様にはこちらからの提案を採用していただくなど、良い関係を築いて工事を進められたと思います。


建て替え工事となると、工期はどのくらいとられていたのでしょうか。

当初は2016年の9月末から2018年の6月末まで、約1年9ヶ月の工期が組まれていました。
しかし大雪の影響による中断などの理由で、途中に2回、約10ヶ月の工期延長がありました。
結果として2019年4月末まで、約2年7ヶ月に渡る工事となりました。


既設の病院と同じ敷地内で、職員の方や利用者の方がいるなかでの工事だったかと思います。どのような対処が行われたのでしょうか。

作業の際の騒音や振動には特に注意し、作業時間は厳守、休日の作業にも制限が敷かれます。
工事車両についても、入退場における右折待ちによる事故を考慮し、左折入場・左折退場としました。
そして周囲に小中学校があるため、工事車両の入退場の時間を制限しました。
また、近隣の方への配慮として、作業員への現場のルールとマナーの周知を徹底しました。


施設や敷地の構造において難しかった点や苦労した点などもあれば聞かせてください。

作業可能なエリアが限られており、資材置き場や加工場の確保が難しかったです。
また、搬入ゲートが限られていたため、搬入車両の調整をする必要がありました。


今回、当JVは県からの工事成績が90点と高い成績を残せたとお聞きしました。長期の工事、そして他者との協業といったなかで、好成績を残せた理由はなんでしょうか。

安全に配慮して事故が無く終えられたこと、そしてJVとしてナカムラ様と良いチームワークを築けたことでクオリティの高い仕事ができたことが理由と思います。


森林さんのお仕事についてもお聞きします。この仕事をする上で、大切にしていることはありますか。

自分ひとりで遂行できる仕事ではないので、協力してくれる家族、社内のみなさんや協力業者さんに感謝の気持ちを忘れないことです。


この仕事のやりがいや面白さはなんですか?

地図に載ったり、みんなの記憶に残ったりするような建物づくりに携われることです。


今後の目標や、やってみたいことはありますか?

公共事業における優良工事を受賞できるよう、今後も頑張ります。


大きな建物の工事では規模に伴って携わる人数も大きくなり、技術面だけではない苦労が感じられました。
森林さん、ありがとうございました!

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