2021.3.2 社員インタビュー

社員インタビュー:技術部 丹後さん

今回の社員インタビューは技術部の丹後さんに、担当している業務について、また入社当時のエピソードについてもお聞きしました。



丹後さんはどういったお仕事をされていますか。

技術部に所属しており、主に空調・衛生設備の保守・メンテナンスや不具合対応を行っています。



この冬、技術部はいつにも増して忙しい様子でしたが、どのようなご依頼が増えましたか。

この冬の大雪の影響で「室外機からガラガラと異音がする」「エアコンから暖かい空気が出ない」といった、空調の不具合のご連絡が多かったです。



室外機からの異音は何が原因でしたか?

室外機の中に出来てしまった氷が原因でした。
それがファンとぶつかって音を立てていたので、カバーを外して氷を除去しました。



「暖かい空気が出ない」という症状はなぜ起こるのでしょうか。

良くあるのは、故障ではなく霜取り運転のために一時的に暖房が止まっているというケースです。
通常は、霜取り運転が終わって暖房運転に復帰するのを待っていれば大丈夫ですが、室外機が雪に埋もれている等の原因でうまく復帰しないこともあります。お客様へは室外機付近の除雪に気を付けていただくようにお願いしています。

もちろん、故障やフロンガス不足等の可能性もあり、実際に見てみないと判断できないことも多いです。
お困りの際は、まずはご連絡いただきたいと思います。



お客様に症状や処置内容等を説明する際に心がけていることはありますか。

専門用語をできるだけ使わないようにしたり、他の物事に見立てて例えたり、説明が分かり易く伝わるようにしています。

例えば、エアコンから水漏れした際に、水道と繋がっているわけでもないのになぜ水が出るのか聞かれることがあります。冷水の入ったコップが結露して濡れることに見立てて、冷えたエアコンの内部が結露するので排水が必要なこと、排水が詰まると水漏れすることなどを説明します。



丹後さんは研冷工業に入社して何年になりますか。

約2年になります。
未経験で入社したので、初めのうちは仕事を覚えるのが大変でした。



初めはどのように仕事を教わりましたか?

参考書を貸してもらい、基礎知識を学んだうえで、現場で先輩のサポートをしながら技術を学びました。



今も先輩に同行することは多いですか?

2年目に入ってからは一人で動くことが増えました。
不具合の原因が何なのか、自分でもおおよその見当がつくようになってきましたが、念のため先輩に確認を取ったうえで対応するようにしています。
初めて伺うお客様のところでは、リモートで指示を受けながら作業を行うこともあります。



初めの頃に大変だったことは何ですか。

実際に機械の中を見たときに、参考書で見た図中のどの部分が、目の前にある機械の中のどれにあたるのかが分かりませんでした。
仕事をしているうちに分かるようになってきましたが、メーカーが異なると配管の流れ等も異なっていて、覚えるのが大変でした。



今後、丹後さんのような、未経験でこの仕事を始める方が入社するとしたら、初めに伝えたいアドバイスはありますか。

皆さん、聞けば教えてくれる先輩たちです。分からないことがあったら分からないまま判断せずに、先輩に指示やアドバイスを求めてほしいと思います。



この仕事をするうえで大切だと思うことはなんですか。

日々、現場では色々なことを経験します。その経験を積み重ねて、自分のスキルアップに繋げることが大切だと思います。



この仕事のどんなところにやりがいを感じますか。

プロとしてお客様から対価をいただいていますので、お役に立つのは当然のことですが、それでも感謝の言葉をいただけたときには、この仕事のやりがいを感じます。



最後に、今後の目標を聞かせてください。

まだ経験が浅いので日々経験を積み、勉強していきたいと思います。
また、社内で目標として掲げている資格試験にもどんどん挑戦していきたいと思います。




丹後さん、ありがとうございました!


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